2022.06.09豆知識

ガラスの種類

ダミー

びん、食器、窓、照明、スマートフォンの画面など、ガラスを目にしない日はないというほどに身の回りに溢れていますが、一口にガラスと言っても用途によってさまざまな種類があります。

 

生活分野で使われるガラス 

1.ソーダ石灰ガラス

ソーダ石灰ガラス

硬くて軽く、融点が低いため加工がしやすいという特徴があります。びん・食器・窓ガラスなど多くのものに使われる最も生産量の多いガラスです。原料の炭酸ナトリウムが「ソーダ」の由来で、歴史上最初に作られたガラスと考えられています。当社が取り扱うガラスびんはソーダ石灰ガラスです。

 

2.クリスタルガラス(鉛クリスタル)

クリスタルガラス

透明度・屈折率が高く、重くて軟らかい性質を持っています。カット模様を入れるとキラキラと輝きます。高級なガラス食器(バカラ・切子など)・装飾品・シャンデリアなどに使用されています。 光沢があり美しい反面、強度は他のガラスに比べ弱いです。

 

3.ホウケイ酸ガラス(耐熱ガラス)

ほうけい酸ガラス

急な温度変化に強く、硬くて軽いという性質に加え、ナトリウムなどのアルカリイオンが析出しないためフラスコやビーカーなど理化学器具として利用されています。その他、耐熱食器・自動車のヘッドライトにも使用されています。

 

4.結晶化ガラス

結晶化ガラス

本来結晶を持たないガラスを熱処理することにより結晶を析出させたガラスです。熱による膨張率が低く急な温度変化に強いのが特徴です。オーブン皿など耐熱ガラス食器として利用されています。

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